酵素を不足させてしまう原因になる食事

ここでは、どんな食事が酵素を不足させてしまうのか、調べたことを紹介します。

酵素を含まず、事前消化が行われない食事

これらの消化をする時に体内の消化酵素に頼りきってしまうことが原因で、代謝酵素の不足が起こってしまう、と前項で書きました。

酵素が不足すると余分な脂肪を溜め込んだり、燃焼できなかったり代謝が悪くなったりと、酵素不足が太る原因になってしまいます。

「低カロリーの食事をしていたのに、なかなかダイエットの結果が出なかった」

という人には、ぜひ酵素が不足していなかったか?を、考えてみて欲しいと思います。

目次

こんな食事に偏ってない?酵素が失われる食品とは

1・加工食品

酵素が含まれない食品のひとつに加工食品があります。

低カロリーの春雨スープや、バランス栄養食品もこれに当てはまります。これは、酵素が活性を失う調理法や製造法に原因があります。

カップラーメンなどのインスタント食品、ファーストフードのスナック感覚な食事、レンジでチンしてすぐ食べられる冷凍食品。

ハンバーガー

これらには酵素は一切、含まれていません。酵素は熱に弱いのです。

加熱を始め48度を超えると、酵素の活性が失われ始め、70度を超えると完全に壊れてしまうと言われています。

※もちろん、高温に強い酵素や高温で活性化する酵素もあります。しかし、それらを食事から十分に体内に取り込んで、酵素不足を補えるかと言えば難しいです。

加工食品は作られた時点で加熱されていますし、ファーストフードも揚げ物が多いです。

レンジで加熱すると酵素は全滅してしまいますが、冷凍食品は、その前の調理の段階で酵素の活性を失っています。こういった加工食品では、ほとんど酵素が摂れません。

2・加熱食( 火や熱を使って調理した食事 )

また、私たちが普段おかずとして食べている一般的な加熱食も酵素が活性を失っている可能性が高い食事です。

肉じゃが

家庭でしっかり火を入れた炒めものや、長時間煮込んだ煮物、揚げ物やレンジで加熱したもの、ヘルシーでダイエットにも良さそうな蒸し料理( 蒸し時間によります )ですら、酵素が壊されいて、消化酵素に頼りきってしまう食品です。

有名な先生方の著書でも、共通して「 食事の6割程度は生の物を食べるように 」と勧めていました。

生で食べられるものは、なるべく生で食べるという心がけが大切です。

食べ過ぎも酵素を大量に消費する原因になる

食べ過ぎると消化に負担がかかるので、酵素の消費量は増えます。

また、食べ合わせについては、後で詳しく紹介しますが食べ合わせが悪いと、胃酸や酵素が胃の中で相殺しあって、未消化のまま腸に送られてしまうことがあるそうです。

不完全な消化のまま送られた食べ物は、カスとして腸内に残り、それを餌にした悪玉菌の増殖が起こると、腸内の環境は悪化。

消化・吸収がスムーズに行われないので不要物を溜め込む原因になったり、血液を汚す原因にもなります。

咀嚼( そしゃく )も消化のひとつです

酵素不足の原因になる「 食事内容 」の話ではありませんが、全部の食事に共通して言えるのが、「 よく噛まない 」ことです。

これは癖になっている人も多いので気をつけなくてはなりません。

唾液には、アミラーゼという消化酵素が含まれています。これはデンプンを分解する酵素です。デンプンといえば、米、パンやパスタなどの主食、イモなどの穀類、バナナなどに多く含まれています。

胃でもアミラーゼは分泌されますが、咀嚼( 噛むこと )をちゃんとすることで、胃での消化の負担が減ります。

小さい頃から親に「 よく噛みなさい 」と言われるのは消化酵素の節約のためにも、もちろんダイエットのためにも大切なことなんですね。

一口につき30~50回は意識して噛んでみると良いそうです。

夜遅い夕食でも代謝が疎かになる

こればかりはどうしようもない、という人もいるのではないでしょうか。現代人は24時間働ける環境にいると言ってもおかしくありません。

通常であれば、18時くらいに終業が望ましいですが、残業も夜勤もありますし、サービス業は22時まで営業しています。そんな中で、夜8時までに食事を終わらせるというのは難しいかもしれません。

しかし、夜8時までの食事を終わらせることは体の負担をとても軽くするスケジュールなんです。

酵素栄養学では、夜8時以降は「代謝の時間」と言われています。

代謝の時間

代謝の時間 」では、代謝に必要な栄養を体全体に届けたり、細胞を生まれ変わらせたり、あらゆる代謝の作業が行われていて、酵素が作られるのもこの時間帯です。

つまり、この時間にたくさん食べてしまい、消化や吸収に酵素を大量に消費されると代謝が疎かになってしまいます。

特に22時以降はなるべく食べない方が良い

脂肪酸を作り出す酵素が活発になるため、食べたものが脂肪になりやすくなるそうです。

上の図の時間配分に合わせた食生活を送ると比較的、体調が良くなったりダイエット効果があったり良い変化を体感することが多いです。

半日断食の状態なので内臓脂肪に効果があり、お腹がぺったんこになりました。( 管理人の体験談 )

正午までは排泄の時間

ここでも排泄のため酵素が働いているので、消化の負担になる朝食は摂らないほうがベストなんです。

もし朝食を食べるなら、生ジュースかフルーツのみにすると良いそうです。

ベルタ酵素_プチ断食1週間_6日目

実はこのスケジュールが私たち、日本人の体には合っているように感じます。日本人は元々、朝食は食べず、1日2食だったそうです。外国の文化が入った影響で朝食を食べるようになったとか。

朝、胃もたれをしていることが多かったり、寝覚めが悪かったり、疲れが取れていないというような不調を感じる人は特に、このスケジュール通り、夜8時までに食事を終わらせてしっかり消化、吸収、代謝ができるように意識してみると便秘や不眠などの不調の改善にも繋がるかもしれません。

また、夜遅くに食事をとって、そのまま寝てしまうと消化不良を起こします。

消化が不完全になるとその分溜め込んだり腸内環境悪化の原因になるので、「 食事は睡眠の3時間前までに終わらせる 」せめてこれだけは気を付けたいところです。

食事が夜遅くになってしまう人の対策

帰宅が遅く、夜にしか食事を摂らなくてはいけない場合、夜の8時頃につまみ食い。

帰宅してお腹が空いたら野菜や果物を食べる、というような工夫も何かの書籍で紹介されていました。

つまみ食い。これいいですね。

夜の食事で摂るタンパク質は寝ている間に作られる酵素や体の細胞の材料になる大切な栄養です。

ダイエットしたいからといって控えてしまっては、体がボロボロになってしまいます。

タンパク質の不足は髪の毛が抜けたり、艶が無くなったりお肌が感想しがちになったりというトラブルにも繋がるそうです。

なので管理人は、夜食べられない時は夜8時までにプロテインを飲み、お腹が空いたらフルーツジュースを作るというのをやってみたい!!と思っています。

また、食事の摂り方、食べ方だけでなくそれを食べるだけで酵素を多く消費してしまう食品というものがあります。

なるべくこれだけでも避けて欲しいというものばかりなので次の「 酵素を無駄に消費する食品 」読んでください。

>>「 酵素を無駄に消費する食品 」を読む。

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