酵素を温存するための理想の食事とは?

酵素を意識した食事が、「なるべく生の物を食事に取り入れる」ことだとわかり、食事をご飯、ステーキ、大量のサラダ( レタス、きゅうり、トマト+ドレッシング ) に変更。

しかし、これが実は大した改善になっていないという事実がわかった時には、管理人こぶたはびっくりしました。

酵素不足

実は、「生野菜は、自分を消化する分の酵素しか持ち合わせていない」のだそうです。

いくつかの食品を除いて、フルーツも、野菜も、生の食品は全て自分を分解する「 自己消化 」の為の酵素しか持っていません。

つまり、生食の割合を6割にしても、7割にしても加熱食分の消化酵素は必須になってしまうのです。

ローフードやリビングフード主義者が「 100%生食!」というのにも頷けます。

レタスのようなカロリーの少ない食品には酵素の力( 酵素の力価という )も少ないです。

その為、上の献立のような、ステーキ( 動物性たんぱく質 )を大量に食べてしまうと例えサラダを付け合わせにしても、消化酵素の浪費は免れません。

もちろん、“ 全てが加熱食や加工品 ” の時ほどの浪費は起きなくても、このような食事を続けていると酵素不足になってしまいます。

また、人によって元々持っているタンパク質を分解する酵素が少なければ消化不良になるのは避けられません。

こぶた
酵素の消費を減らすには、どうしたら良いの?

という時に、助けてくれるのが、

  • 他の食品を消化する酵素をもつ食品との食べ合わせ
  • 調理法を工夫する
  • 消化酵素サプリメントを賢く摂る

この3つを抑えておけばバッチリ!!です。

目次

「他の食品を消化する酵素」を持つ食品との食べ合わせ

ほとんどの生の食品は、自分を消化する酵素以外、持ち合わせていなくても一部の食品にはそれができる酵素を持っている食品もあります。

よく、消化酵素のサプリメントの原材料になるパパイヤ( パパイン酵素 )や、ブロメラインが多く含まれるパインアップル( パイナップル )などは、お肉を柔らかくする効果があることから分かるように、タンパク質を分解する酵素を持っています。

食材、特にお肉類を柔らかくするのは、まさに酵素がタンパク質を分解しているから。これらは胃の中でも、食品の消化( 分解 )を助けてくれる働きをします。

他には、キウィ、マンゴー、マスクメロンなど。これらを食事の時に一緒に食べるのはとても理にかなっていて、酵素の活躍が期待できる食事法なんです。

また、菌や微生物によって既に分解が進んでいる「 発酵食品 」も、酵素を含まない加熱食や加工食品以上に、率先的に食べたい食品です。

既に分解が進んでいて、消化しやすい食品は、その食品の栄養素もより身体に吸収しやすい状態の食品です。

他の食品の分解を助けてくれる食品との食べ合わせを工夫し、発酵食品を多めにメニューに入れる。そして、酵素を壊さない方法で調理することが大切です。

とても大切なので、詳しく「酵素断食で痩せた身体を維持するために」の項目の「 酵素食を食べる 」に書いてみました!一度目を通してみてください。

消化酵素のサプリメントを賢く摂る

管理人は、パスタが大好きです。特にペペロンチーノは毎日でも食べられます。

でも酵素は入っていませんし、また私の体質や趣向からすると、どうやらアミラーゼという炭水化物などのデンプンを分解する酵素が足りてない様子…。

糖質を控える食事を心がけるしかないようです。

しかし、アミラーゼが不足しがちだというなら、アミラーゼを補給してあげればいい!ということを知ったのは活気的でした。

そこで色々、調べてみたところ消化酵素サプリメントには色んな種類がありました。

日本では、消化酵素のサプリメントは薬としての取り扱いのみで処方箋が必要なようです。

しかし、酵素のサプリメントなら日本でも色々販売されていますし海外のサプリメントの個人輸入では安く良い物が手に入ります。

消化酵素サプリメントの選び方は、原料がとても重要

何を使っているか、何由来かがとても大切

消化酵素のサプリメントは主に動物性由来、植物性由来、菌由来の物があります。それぞれの特徴が異なり、使用用途が少し違うようです。

海外のサプリサイトでよく見かけるパンクレアチンは動物性由来の消化酵素で、豚の膵臓などから抽出されます。

この消化酵素はpH7~9のアルカリ性の環境で作用する酵素ですが、胃のpHは空腹時はpH1~1.5。食事中で4~5なので、pHが合わず、胃では働かないそうです。つまり、事前消化としては使えません

また、植物性酵素のパイナップル酵素のブロメライン、パパイヤ酵素のパパインも、タンパク質に限って作用するため炭水化物や脂質の食品には効果がないそうです。

残る麹菌などの菌由来の消化酵素ですが、この消化酵素こそが幅広いpHで働いてくれ、さらには、タンパク質、糖質、脂質全てに作用するので万能な消化酵素だと言えそうです。

海外のサプリメントを必死に翻訳していくと何由来かが明確に明記されている商品があります。こういったのもを賢く選択できると良いですね!

また、日本ではサプリメントの力価( どれだけ酵素の力を発揮できるか )というような数値を表記してはいけないんだそうです。

しかし、アメリカのサプリメントは1gのタンパク質に対してこれだけ作用する、という数値がはっきり明記されています。( HUTやDUなど )

単位は、それぞれ酵素によって異なるので比較が難しいですが、同じ単位で表記されているものは、単純に数字が高いものが酵素の力が強いものだそうです。

また、消化酵素を消耗するので、添加物が入っているものは避けます。

カプセルなどの被包材、タブレットなどの凝固剤にも何が使われているかチェック

海外サプリには、同じメーカーの同じ成分のサプリメントでもタブレットタイプか、カプセルタイプか、2種類あって好きな方を選べるメーカーもあります。

比較すると、カプセルとタブレットでは添加物が違います。

タブレットは固めるために使用される添加物や、製造時に型から外しやすいように添加されたものもあるそうです。

結論、植物由来のカプセルを選ぶようにしましょう。

食事改善と消化酵素サプリメントは断食後の体型維持に効果的

断食をすると、短期間で効果的にデトックスできるので、太りにくい体を暫くは維持できます。(あくまで管理人こぶたの場合ですが、半年は無理なく体重維持できました。)

しかし、「 一旦痩せたは良いけど、また太る原因を貯めこんでしまうんじゃないか? 」「 また溜め込みやすい体に戻ってしまうんじゃないか? 」

そう思った時にその対策として、食事改善と消化酵素サプリメントの必要性を感じました。

「溜め込まないためには、しっかり消化と吸収ができればいい」と、有名な酵素を研究する先生の著書にも書いてあったので、管理人こぶたもこの消化酵素に興味をもって、色々調べたり比較してみました。

良かったら、商品を選ぶ際の参考にしてください。

消化を助けてくれる酵素サプリメントの、必要性についてはこちらも参考にしてください!

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