食品添加物が使用されている明太子は発がん性が認められている成分が添加されている場合があります。
明太子ってネットでも色んなところで言われているように食品添加物の多いワースト3に入る食品です。添加物なくしては明太子を作るのって凄く難しいのだとか。
まず、質の悪いタラコをピカピカなタラコにするために添加物が使われます。味付けのためにも化学調味料が他の食品より多めに使われます。
添加物の量や、数は各メーカーによるそうですが、10種類以上は使われているということです。
一例)
タラコをつくる | 明太子をつくる |
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スケソウダラの卵巣 食塩 合成着色料 ポリリン酸ナトリウム アスコルビン酸ナトリウム ニコチン酸アミド 亜硝酸ナトリウム ソルビット リンゴ産ナトリウム ミョウバン 乳酸カルシウム 酢酸ナトリウム GDL グリチルリチン ステビオサイド |
グルタミン酸ナトリウム 5′-リボヌクレオチドナトリウム タンパク質加水分解物 アミノ酸液 ソルビトール 発酵調味料 唐辛子他にも、 果糖ぶどう糖液糖 たん白加水分解物 酸化防止剤( ビタミンC ) pH調整剤 着色剤( 黄5、赤102、赤106 )等 |
食品添加物の使用用途は素人の管理人こぶたにはわかりませんが、参考にさせて頂いた書籍ではこういう記述がありました。
- 低級品タラコを高級タラコにするために、着色料、リン酸塩、亜硝酸、有機酸塩など数種類
- 味付けのために、化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)(総重量の2から3%)
- 保存のために、タンパク質加水分解物、ソルビトール、5′-リボヌクレオチドナトリウムなど
これ程色々と使われているとさすがに驚きです。そもそも明太子の原料のたらこ( スケトウダラの魚卵 )は、デリケート過ぎて流通が難しいいんでしょうね。
これらの食品添加物の中で、特に怖いのは、発色剤( 亜硝酸ナトリウム )です。発色剤は見た目をよくするために添加されます。
※クリックすると拡大します。
亜硝酸ナトリウムは、酸化などの理由で黒ずんでしまう食品をキレイな色に変え、しかもそのキレイな色を長く維持できるそうです。
確かに、黒ずんだ明太子やタラコなんて傷んでいそうで、買いたくないって消費者は思ってしまいますね。
本当は、ずっとピカピカだと「 これはおかしい 」と思わないといけないのかもしれないですが、キレイなたらこや明太子しか見たことがないので、「 これが当然 」と思ってしまうというのは、仕方ないかもしれません。
この亜硝酸ナトリウムは明太子の成分である「 アミン類 」という成分と結合することによってニトロソアミン類という物質に変化します。
ニトロソアミン類には、強い発がん性があるということが分かっていて厚生労働省でも、タラコに添加する亜硝酸ナトリウムの使用量を厳しく制限しているそうです。
亜硝酸ナトリウム自身も急性毒性が強く、ヒト推定致死量は猛毒として知られている青酸カリとあまり変わらないといいます。
明太子が怖いのは、
- たくさんの添加物が使用されていることによる複合摂取
- 明太子の成分アミンと亜硝酸ナトリウムが反応してニトロソアミン類ができる
この2つです。
もちろん、明太子を材料に使ったパスタ、おにぎりも同じです。
そして、無着色の明太子が良いかといったら、着色料が添加されていないだけで発色剤を含む、他の添加物はちゃんと使用されているので危険度は同じです。
明太子や、明太子を使った食品、惣菜の裏に書かれている原材料名をチェックして
「 亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウム( 亜硝酸Na )」と書かれていたらまず買わない方が良さそうです。