亜麻仁油の、女性ホルモンを整える働き – 酵素のダイエット効果がわかるサイト！

亜麻仁油といえば「オメガ3脂肪酸」である「α‐リノレン酸」が豊富に含まれていることで有名です。脳や血液に効果的に働きかけ、健康維持に欠かせない成分であることは確かですが、それに加えて女性にとっても嬉しい効果があるようです。

足りない女性ホルモンを補う！女性の救世主「リグナン」

亜麻仁油には「リグナン」というポリフェノールが含まれています。このリグナンは体の中で女性ホルモンと似たような働きをすることがわかっており、女性ホルモンの増減で起こる体の不調を改善に導くと言われています。

このような不調、女性なら1度は経験したことがあるものばかり。女性ホルモンの乱れは生理痛や肌荒れなどの身近な物から、乳がん発症率の上昇まで様々な不調を引き起こします。特に無排卵や無月経は、生殖機能に関わる問題であるため、将来的に不妊を引き起こす可能性が高くなります。

体質と思ってあきらめず、その原因ときちんと向き合うことが大切です。

女性ホルモンが乱れる原因は、

上記が理由であることがほとんどです。しかし現代社会で生活する女性は、この項目のいずれかに当てはまる事が多いです。さらに、自身の生活習慣に直結したこれらの原因を簡単に改善することは難しいはずです。ただ、乱れてしまった女性ホルモンは、似た働きをする成分で補うこともできるのです。

それが亜麻仁油の効果。摂取するだけで体の不調を改善できるのなら非常に嬉しいことです。

食べ物から摂取できる女性ホルモンといえば、大豆イソフラボンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

確かに植物性エストロゲン（エストロゲンは女性ホルモンの一種）である大豆イソフラボンにも、リグナンと同じように女性ホルモンに似た働きで女性特有の不調を整えます。しかし、注目したいのは摂取量に対する効果です。

大豆イソフラボン20mgと亜麻仁油10ｇで摂取できる女性ホルモンの量はほぼ同量。つまり、亜麻仁油のほうがより少量で多くの有効成分を摂取することができるのです。効率的に摂取できることは、忙しい女性にとって重要ですね。

年齢を重ねた肌に多い、シミやしわ、たるみ、乾燥などのお悩み。これらの原因は、紫外線によるところが大きいですが、それと同じくらい注意すべきなのが活性酸素の存在です。

ストレスなどで発生する活性酸素が体内で増加すると、シミの原因であるメラニンを増やして、肌のハリと弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊します。この状態が進行すると、肌に深いしわが刻まれ、見た目年齢を上げる原因となるのです。

亜麻仁油に含まれるリグナンには、この活性酸素を取り除くはたらきがあります。摂取するだけで肌悩みを抑制する、美容液のようなはたらきが亜麻仁油にはあるのです。

亜麻仁油に多く含まれるα‐リノレン酸は体内でDHA・EPAに変化し、体内の中性脂肪の合成を抑制します。ポッコリお腹の原因である中性脂肪は、意外にも良質な油の摂取で改善できます。

さらにDHA・EPAには血中の脂質濃度を下げ、血液循環をスムーズにするはたらきもあります。血行が促進されることにより代謝がアップするので、むくみが改善し、痩せやすい体へ導くことが可能です。また、この血行促進作用は、子宮の収縮を抑えるはたらきもあるので、生理痛の軽減にも繋がります。

女性にとって嬉しい効果が期待できる亜麻仁油ですが、その選び方と摂取方法には注意が必要です。

亜麻仁油に含まれる有効成分は、高温に弱いため加熱は厳禁です。そのままかけたり、ドレッシングの油として摂取するようにしましょう。また、光と空気に触れることによる酸化も、亜麻仁油を劣化させてしまいます。遮光の容器に入ったものを選び、一度開封したら1か月を目安に使い切るようにしましょう。

体にいいからといって摂り過ぎにも注意です。1日小さじ1杯（5g）を目安に摂取しましょう。

様々な体の不調を引き起こす女性ホルモンの乱れ。女性なら誰でも起こる事だと諦めず、簡単にできる対策から始めましょう。食事に簡単に取り入れることのできる亜麻仁油が、あなたの長年の悩みを解消するキッカケになるかもしれません。