果物を食べる、ベストなタイミング

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果物を食後に食べて胃もたれをしてしまった、という経験がある人は分かりやすいかもしれません。果物が体(消化)の負担になるタイミングというものがあります。

良いタイミングで、適した果物を食べることは思った以上に重要なんです。

果物が美味しい時間帯

食後ではなく食前

自分自身を消化する酵素を持ち合わせる果物は、胃の中で他のどの食材よりも早く消化されます。その為、果物より前に食べた食品が消化に手間取ってると、果物が腐敗してしまい、胃もたれの原因になってしまうそうです。

果物を食べるのは、他の食品を食べる前がベスト!

ただし、他の食品の消化を助ける酵素を持っている果物(パパイヤ・キウイなど)を、消化補助の目的で食べるのであれば、食事と一緒がオススメです。

果物を積極的に食べると良い理由」でも書きましたが、朝の4時~昼の12時まで体は排泄モード

酵素の浪費にならないように何も食べず、排泄に集中するのが理想ですが、朝に何か食べないと元気が出ない、という人は果物を食べるようにして徐々に空腹に慣れるようにします。

さらに理想は、この排泄の時間帯に質の良いお水を飲んで、水分補給をしっかりすること。

普段からしっかり朝食を食べている人が、突然朝食を抜いたりすると、頭や体が動かないといった不調や力不足のような症状を感じます。しかし、これも空腹に慣れていないため。すぐに慣れます。

朝食を食べたほうが良いと書かれている書籍ではよく「朝食を食べた人 VS 食べない人」で仕事の効率や学校のテストの成績などを比較し、結論付ける実験がありますが、この実験は、普段から朝食を食べている人が実験のときだけ食べないで、その結果を測定するなど正確さを疑問視する声も聞かれます。やはり慣れていないと、空腹が辛いのは当たり前です。

空腹に慣れてくると、脳にα波が出るなど、空腹を心地よいと感じるようになります飢餓に対する人の防衛反応のひとつですが、この時の集中力は半端ないです。ぜひ、体感して欲しいと管理人こぶたは思います。

食間~食前30分前

※ここで紹介する注意点は、特に他の食品を消化するほどの酵素を持ちあわせてはいない普通の果物(みかん・バナナ・いちごなど)についてに限ります。

先程も書きましたが、自己消化する酵素を持ち合わせている果物は消化が早いです。

食後に食べてしまうと、他の食品の消化が終わらず胃に留まっている上に果物が入ってきてしまうため、果物の胃の中での滞在時間が長くなり腐敗し、それが胃もたれの原因になってしまうそうです。

こういった果物は食後より食前。そしてなるべく30分前くらいが良いそうです。

また、果物を食べた直後に食事をすると腹中枢が鈍って、その後の食事を食べ過ぎてしまいます。実際に管理人こぶたが、食事と一緒にりんごを食べてみたら、お腹いっぱいを感じにくく食べ過ぎてしまう、というのをはっきり体感しました。食前と書きましたが、食間のおやつ代わりがベストかと思います。

果物は金銀銅?

昔からよく、朝、昼、夜に果物を食べた時の評価を、金銀銅と例えた話を聞きます。

朝、果物を食べることは金、昼に果物を食べることは銀、夜は銅だから、結局朝が良いというような意味だそうですが、これについての解説を聞いてみると朝と昼は人間は活動しているため、食べた糖分を代謝しやすい(エネルギーとして使いやすい)けど、夜は運動量も少なく、家にいてゆっくりしているだけでエネルギーを使わないから脂肪になりやすいという意味だそうです。

昔より果物ごとの栄養価の評価は変わっているかもしれないので、この限りではありませんが、お腹が空いた時にスナックを食べるより果物を食べたほうが良い。どうせなら日中がいいんじゃないか、という程度に管理人こぶたは頭に入れています。

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