管理人こぶたの家族と友人にお願いして普段、食べているものを聞き取り調査しました。
ご飯の時に写真を撮ってもらい、再現ができるコンビニ弁当などは同じものを購入、食品添加物をチェックしてみました。
弟:一人暮らし30代男性の場合
管理人こぶたの弟は、去年からようやく一人暮らし。今まで母料理に頼っていた弟が、急に健康やバランスを考えた食事を食べる、なんてことは到底無理で、やっぱり外食、コンビニに頼っているようです。
そこで、どんな物を食べているのか、協力してもらって、再現してみました。
朝食
仕事への道がてら、コンビニでパンを購入。お気に入りは惣菜パン。そして、微糖の缶コーヒー。
昼食
たまに外食。でも今日は昼休みに仕事がズレこんで時間が少ないからコンビニ弁当。でもボリュームあるものはほとんど売り切れで、とりあえずお弁当と、パンを購入。
ダイエットしたいのか、カロリーオフのエナジー飲料。
夕食
職場の友人と焼き鳥屋さんでビール&焼き鳥
夜食
何か物足りないとカップラーメンを食べて、就寝。「 飲んだ後のラーメンは美味しいよね 」とオヤジ?発言。
分かっているだけで、使われている食品添加物の送料は70種類。この内、複数の食品添加物を一括して表示してある一括表示が8品目。
一括表示には、どれだけの食品添加物が使用されているか消費者にはわかりませんが、これらを含め、全てちゃんと数えてみると、食品添加物の種類の総数は、軽く100を超えてしまいそうです。
さらに突っ込んで言うと、かまぼこなど原料になる食品に含まれる食品添加物については表示はしなくても良い、キャリーオーバーという決まりがありますが、かまぼこは明太子に続き食品添加物の多い食品。
これらを含めると、食品添加物って1日だけでも膨大な量を食べていることになります。
また、亜硝酸Naや保存料の安息香酸、甘味料のアセスルファムKやスクラロースなど単品でも危険度が高いと言われている食品添加物も複数見かけます。
もちろん、コンビニ食だけでなく、レストランで食べる食品にも食品添加物は含まれます。
食品添加物の中の、化学合成された合成添加物は消化ができないので肝臓や腎臓の負担になり、そして、酵素も多く消費してしまいます。
追求するとキリがないですが、こういった現状をしっかり把握することもこれからの食事を考える上で大切だと思います。
友人:管理人こぶたのデザイン学校の同期生の場合
年齢は多分、20代半ば。東京で一人暮らし。
デザイン会社でWeb担当をしている独身女子。女の子なので、常にダイエット中。そんな彼女にも今日の食事を聞いてみました。
朝食
「 朝は食べないの。」ということで、職場に設置してあるコーヒーにミルクだけ入れて朝はこれだけ。
間食
お腹が鳴るのは恥ずかしいから、小腹が空いたら、ランチまではチョコレートをつまみ食い。
昼食
同僚と外食で今日もパスタ。( パスタ好き )パスタは明太子と納豆の和風パスタ。
夕食
残業の途中、コンビニで買ってきたヨーグルトとパンとダイエット飲料。パンはランチパック。お気に入りは深煎りピーナッツ。
晩酌
小腹が減ってワイン軽く2杯と、惣菜のお漬物。生ハム。
ここから、砂糖、食塩などの調味料、野菜、小麦粉などの食品を抜いて、重複するものを省くと、食品添加物の種類は43種類。
さらに、複数の食品添加物を含んでいる一括表示が6品目あるのでそれぞれに、5~10種類程度の食品添加物が含まれると仮定すると、1日だけでも、合計で70~100種類くらいの食品添加物を食べていることになります。
ランチのパスタの食品添加物は計算に入れてないので、厳密に計算すると、これ以上になることは必須。
コンビニや外食に頼ってしまうと、これくらいの量の食品添加物はごく普通のことかもしれないです。
また、この女性の場合、危険度が高いと言われている亜硝酸塩やアセスルファムK、スクラロースなどの食品添加物を摂る機会が多そうなのも心配です。
意識している人は意外と少ない?
このサイトで管理人こぶたは「 食品添加物が入った食事は避けるべき 」と言っています。
管理人こぶたがそれを言わなくても、世間の消費者は、食品添加物に敏感になっているように思います。
実際に、管理人こぶたが昔作った食品添加物のサイトには毎日たくさんの訪問者が来てくれます。それだけ、気になってGoogleやYahooで調べているんだと思います。
しかし、ある団体が2005年以前に行った意識調査では食品の原材料や原産地、添加物などの記載を見て意識的に食品を選んで購入している人は全体の22%程度にしか満たなかったそうです。
そして、問題なのは、無関心というわけではなく、「 意識しているし、気にはなるけど、実際の行動には移していない 」という人が50%以上もいるのだとか。
そういった消費者を「 分裂型消費者 」というそうです。
ここまで、意外と知らない内に食品添加物を食べてしまっていることをまずは把握することが大切というお話でした。
次では、これだけでも避けた方が良いと言われている「 危険な食品添加物 」について、お話します。