悪玉菌は悪というだけあって、悪いものです。悪玉菌の増加は腸内での腐敗や異常発酵の原因となり、血液が汚れ、ドロドロになります。
腸の環境が悪いことは、体臭やお肌が荒れる原因になる他、様々な病気の原因になります。この悪玉菌繁殖のキッカケが、悪玉菌の大好物 「 窒素残留物 」 にあります。
窒素残留物とは、消化しきれなかったたんぱく質のカスで消化酵素の不足により消化がちゃんとできていなかった時に残ります。
消化とは、食べたものを小さく分解し、小腸で吸収できる状態にすることを言いますが、消化酵素不足が起こると、分解が不完全に終わり効率良く吸収できずに残ってしまいます。
噛むことをしっかりしていない人に、これは多く起こります。
咀嚼(そしゃく)は、食べ物を飲み込めるように小さくするだけでなく唾液内の酵素としっかり混ぜることで、栄養素を分解しています。
咀嚼をしっかりしないと、その後の消化での負担が大きくなるため酵素を無駄に消費てしまうのです。
よく噛むことは健康によいと言われる理由はちゃんとあるのです。