読み方・表示名 | アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物 |
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使用用途 | 甘味料 |
使われている主な食品 | 清涼飲料水・乳飲料・菓子類・アイスクリーム・ガム・ダイエット甘味料・惣菜 |
使われている主な製品 | 明治「明治プロビオヨーグルトLG21ドリンクタイプ 低糖 低カロリー・ガム(キシリッシュ)」 味の素「パルスイート スリムアップシュガー アミノバイタル ノ・ミカタ」 ロッテ「ガム(キシリトール・Fit’s)」 カルピス「カルピスオアシス カルピスソーダ 大人の健康カルピス」 コカ・コーラ「zeroフリー」 サントリー「c.c.レモン リフレッシュゼロ ペプシスペシャル(特定保健用食品)」 ヤクルト「ソフールLT(特定保健用食品) ジョア白ぶどう」 |
毒性 | 発がん性が疑われている |
摂り過ぎに注意
「 甘い 」ものを美味しいと感じるのは、体が糖分を欲しているからです。
糖分とは本来エネルギーになるはずのもので、それが「 甘いのにエネルギーにならない 」という状態は、とても不自然なものなのです。
脳では「 甘い=エネルギーを摂取した 」と信号が送られているのにも関わらず、エネルギーが補給されない状態は脳の混乱を招き、さらに糖分を求めるようになってしまいます。
ダイエット目的で人工甘味料を摂取しても、むしろ逆効果になってしまう恐れがあります。
近年のダイエットブームは、砂糖に代わる様々な人工甘味料を生み出しました。アスパルテームはその代表的なひとつです。今や、多くの食品に入っているアスパルテームですが、安全性はどうなっているのでしょうか。
アスパルテームは、アスパラギン酸とフェニルアラニンという2種のアミノ酸とメチルアルコールを結合させて作られます。
安全か否か。
そもそもは、1965年、米国サール社の研究者が胃潰瘍の薬の開発中に強力な甘味を持つ化学物質を発見したところから始まります。
しかし、当時の研究者はアスパルテーム中のフェニルアラニンとアスパラギン酸という物質がそれぞれ動物実験で有害だということを知っていました。
安全を懸念する消費者団体や危険性を指摘する科学者の訴えもあり、当然、食品添加物としては認められませんでした。
それから16年後、事は一転します。
その製薬会社のCEOに新しく就任した有力者が、政治的立場を利用して、アスパルテームの使用を承認させたのです。このようなやり方に、当然反対した人がいたことでしょう。
一方は「 何年もの間、研究を繰り返し審議して安全だと証明している。」といい、もう一方は「 アスパルテームは人体に有害な神経毒だ 」と訴えます。
どちらの言い分が正しいのか。この論争は現在でもいたるところで繰り返されているのです。
動物実験では一般的にラットやサルが犠牲になります。そして、人間の脳はほかの動物よりはるかに繊細にできているのです。
動物実験の結果でさえ有毒性が現れている化学物質を、繊細な神経細胞を持っている人間が摂取すると考えると、安全だとは言いきれないでしょう。
報告されている健康被害で特に心配なのは、脳神経系への影響です。( 頭痛・めまい・視力低下・白内障・動悸・吐き気・記憶喪失など )
ダイエットよりも、もっと気にしなければならないのは、人工甘味料の摂り過ぎの方のようです。
「 0カロリー・低カロリー 」という表示の裏には、「 その代わりに人工甘味料がたくさん使われていますよ 」という、隠れたメッセージがあることをお忘れなく。
解毒のためには断食が効果的
「 今まで、危険を知らずにアスパルテームなどの人工甘味料を摂り続けてしまったわ。 」という人は、今後は摂取しすぎないこと、そしてもデトックスを心がけてみてください。
有害な化学物質は肝臓に蓄積されている可能性があるので、まずは十分な休息と栄養が取れていることが重要です。
肝臓は、人の体の解毒の役割を果たしてくれます。
- 1日2リットル以上のみずをのむこと( 白湯がより良いと言われています )
- 軽い運動で汗を流すこと
- 酵素とビタミンを取るために、生野菜やフルーツを食べること
- できるなら週に1日断食をして肝臓を解毒に集中させること