ハリウッド女優や海外のセレブに「 日本食 」が流行しているというのは、ずいぶん前から言われています。
また、「 粗食 」という言葉も流行しました。(※粗食は決して粗末な食事という意味ではありません。)
日本でも日本食が見直されてきた、なんて一時よく言われていました。やっぱり日本人はお味噌汁だよね~なんて、古典的な話がしたいわけではなく、この日本食が体に良いのは、「 酵素食 」だからです。
みそ汁、納豆、漬物などの発酵食品は酵素をたっぷり含んでいます。お寿司も生の魚に、お酢とご飯を混ぜたすし飯。これも酵素食の代表的料理です。
海外の人は、魚を生のまま、姿形を残したまま食べるのは残酷という意識もあるようで、以前は日本食も敬遠されていたそうですが、それが今、見直されてきています。
逆に、アメリカンな食事でイメージできるような、よく焼いたステーキなどの動物性たんぱく質やポテトなどの加熱食は、酵素をたくさん消費する食品です。
加熱された食事には酵素が含まれていない上に消化に時間がかかるため、酵素をどんどん消費してしまいます。
こういった食事を続けることが、慢性的に酵素不足を引き起こし、代謝低下の原因になってしまいます。
消化不良も起こっているかも!
酵素不足で起こるのは、代謝の低下だけではありません。老廃物を溜め込むのは、消化不良も大きな原因になっています。
酵素食は、食べたものの消化を助けます。食品に酵素が含まれていると、食品が自分自身を消化するため(=事前消化)、その分、消化酵素の節約ができるのです。
逆に、 酵素を含まない食事( 加工食品、加熱食 )は、酵素を無駄に消費する上に、未消化で終わる可能性も高く余分なものとして体内に残り腐敗し、腸内環境の悪化、代謝不良を引き起こします。
これらについては、別項「 酵素を不足させてしまう原因になる食事 」で説明します。
これまでを簡単にまとめると
ダイエット視点で見る「 代謝 」は、脂肪や食べたもののカロリーを効率よく燃焼し、脂肪として体に溜め込まない大切なシステムです。
ダイエットに必要な「 脂肪燃焼 」、不要なものや毒素を溜めこまない為の「 排泄 」はともに、ダイエットには絶対欠かせません。
これらの働きには全て酵素が使われます。
つまり、酵素が不足すると、ダイエットの効果を著しく低下させてしまうのです。
- 酵素不足を手っ取り早く解消し、代謝を上げる。
- 脂肪を燃焼しやすくしたり、体内の滞りを解消し毒を排泄する。
これが酵素断食ダイエットの目的です。
普段からの食事で酵素食を心がけることがとても大切ですが、短期間で効果が出る断食は、即効性のあるダイエットだと言って間違いありません。
しかし、いきなり本格的に頑張るのは、精神的にも身体的にも良くありません。まずは、簡単な断食から始めることが成功の秘訣です。
特に、普段食べ過ぎている人は、断食中に、「 体内の溜め込んだ脂肪を使うシステム 」に切り替わるスイッチが鈍っている可能性があります。
この場合、倦怠感( だるい症状 )や、低血糖症状( 貧血のような症状 )が起こりやすいので注意が必要です。※詳しくは断食中の症状で説明します。(準備中)
まずは、無理なく取り組めそうな断食を探しましょう。次のページでは、断食の種類、色んな断食を紹介します。